Basketball Diary

バスケコーチのブログです

変人であれ!指導者の輪

こんにちは

 

今日も今日とて、ブログを書きます。

昨日は都内ミニバスの指導者会「とねっち会」に参加して参りました。

 

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たくさんの指導者さまとご一緒させていただき、
色々なお話を聞かせていただきました。

 

 

今日はちょっといつもと違うタッチで書かせてください。

指導者、コーチについて少し書きます。

 

 

 

 

 

 

コーチングの根本はみんな同じ

いつ、どこで、誰とお話ししてもコーチングをされている方はみんな同じゴールを持っています。
それがどういうことかというと、子どもたちを育みたいという「愛情」と飽くなき「教育愛」でしょう。

自分のチームの子どもたちからその周りの志を共にするチームの子たちへ、指導者の気持ちは伝播して広がってゆく、それが昨日の会なのだなと感じました。

 

どこまでいっても「育成」につきるそれぞれのお考えは自分の視野を広げる非常に良い知識だけでなく、共有することで自分の経験に変わるような気がします。

 

ミニバスは特に、出し惜しみせずに多くを教えてくれる素晴らしい指導者のかたが多いのでコーチにしたらとっても良い環境があります。

ずべてのカテゴリーでそうかといえば違いますし、今や子どもを育むメソッドを売買する時代が来ていますので、「人から学ぶ」重要性は非常に高いです。

 

少し歯がゆいのは、
素晴らしいお考えや確かな知識で指導をされていても、
チームが出す結果にその功績が霞んで見えるという風潮ですかね。

 

強いチームが評価を受けるのはもちろんわかりますが、
指導シーンにいない人からの評価で、その大切なところが見えてこないというのは少し残念です。

 

とはいえ、昨日は
『我々にとっても、選手にとってもバスケでの出会いが人生を豊かにする』
というお言葉あり、

これは子どもの成長にもいえますし、指導者の成長にも言えることで、
成長はいつだって多様性の中にあると私は信じています。

 

大人になると、
痛みを伴う成長がほとんどで、
喜びから得られる成長ってなかなかないですよね。

耐え忍ぶことも成長、褒められて伸びていくことも成長。

 

人生を豊かにする要素ですよね。

 

 

スポーツの重要性、魅力を以前書かせていただきましたが、
スポーツ=教育色の強い日本、ということだけでなく、
人生を彩る一つのアクティビィティという価値観としても
しっかりと子どもに伝えていかなければなと思いました。

 

 

 

 

変人であれ!!!!とは

そんな指導者さまの中にはもっと幅広い視点で、その指導や考えの受益対象者をもっともっと多くの子どもへとシステムの改革に尽力したり、多くの方へ働きかけるといった方もいます。

 

こいう人は間違いなく変人です。
悪い意味ではありません。

 

幅広い視点やユニークな人柄を持って何かの改革に望む人って喜びのあり方が人と違う気がします。

 

喜びのあり方が常人を超越しているという意味で変人と私は言います。

私が色々なシーンで関わるスポーツ指導者は変人がとっても多いです。
マニアックを通り越している人、常人離れした知識量、気質、、、

そして、ある一定ラインのレベルまでスポーツでたどり着く人、その道を極めた人って
みんな変人です。

 

 

 

変人は魅力

自分の意見や考えを周りに教え広めること、すなわちコーチングは自分をしっかりと持っていないとできません。

考えや行動に対しての一貫性や情報、知識への信頼度は、その人自身の積み重ねそのものです。

 

変人になれる人は、そこまでのプロセスまでの努力が尋常ではありません。

 

そして、そのプロセスが形成しているものがその人自身の魅力だと思うんです。
変人、ユニークさ、ブレなさ、器の広さ、もうただの魅力でしかないです。
コーチは選手に自身の魅力を発信し続けなければいけないと思います。

 

コーチングは常にその人の魅力を求められますよね。

 

よく聞くのが、
「私はアシスタントだからヘッドの指示に従います。」
「ヘッドの真似をします。」

半分正解ですが、後者は間違ってますよね。

 

コーチングは先ほども言いましたが、
自分の魅力=キャラクターを出していかなければいけないし、対象によって自分がどんな姿でいなければいけないか考えなければいけません。

 

 

以前、サッカーのクラブチームでプロコーチをされている人と飲んだ時に、

「ブサイクな奴は面白路線でいかなければだめ。イケメンに勝つための努力を怠らない。」

 

と話していたのを思い出します。
見た目をどのように指導に生かすか、自身のパーソナリティをどうポジティブに生かすかというところを真剣に考えてキャラ作りをしている話を聞きました。

 

ヘッドコーチを真似たところでパロディにしかならい、それで勝負をするのはよくないでしょう。

 

 

自分を持って、他者の意見を聞く。
違うと思うことにはちゃんとアンチになる力も必要です。

 

 

アンチになることは、
その相手の考えを深く知らないといけません。
浅い知識だけで意見を受け入れないのは
人として浅すぎて議論になりません。

 

アンチになった先に
きちんと自分にも落とし込めるヒントや新たな視点が見つかります。

学びを深めるということはそういうことでもあると思います。

 

 

自分を作るところ、できあがった方々が学びをやめない姿に
ただひたすら刺激を受けました。

 

 

 

 

そんな会で学んだことは、
もう少し自分の中で深めてからnoteに落としていきます。

 

 

 

 

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谷村 蓮(たにむら れん)
世田谷区出身。25歳。小学生からバスケを始めて現在は社会人リーグでも活躍中。大学在学時、アメリカに留学。バスケットをより深く学ぶ。現在はプレーをしながら都内の小学生~高校生まで指導。日本バスケ協会公認コーチ。日本体育協会公認指導者。スポーツインストラクター。東京都放課後児童支援員。東京都高体連外部指導者。

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