Basketball Diary

バスケコーチのブログです

卒業生に贈る言葉・・・!

おはようございます。

3月も中旬に差し掛かろうとするところ、
新たなステージに挑戦をする子どもたちにバシッと言葉を送ってあげたい!と色々な機会に思うところです。

 

昨日、教えているU15のクラブの子どもたちの最後の練習でした。
活動はまだあるのでお別れではないですが、感慨深いものがありました。

 

 

今年の三年生は人数が少なく、バスケット的には物足りないかな?と言う印象がありましたが、一生懸命活動してくれました。

中でも中学1年生の頃から通い続けてくれた選手もいました。
彼はミニバスの経験も浅く、バスケット頑張りたいので教えてください!!!
と、思い返すと一昨年度の3年生が抜けて人数が少ない中でも一生懸命練習していましたね・・・。

選手1人、指導者3人みたいな状況もありましたね!

 

そんな彼がどんどん上達していく姿を間近で見れたことはとても幸せです。

そこから徐々に選手も増えてはきましたが、彼がまさに私が育てたい選手像?のようで文武両道、地道な努力の大切さを証明してくれていました。

 

他の選手も色々な思い出がありますね〜。
今年度は特に、中学生と過ごす時間が増えて色々なことを学びました。
学んだと言うか、自分の中学生時代を思い出すことがしばしばありました。

思春期ってものすごく漠然としたことで悩んだり、自分自身ってなんなんだろう?と自分を探したりする時期でもありますよね。

僕にとっても恩師の存在って大きくて、道を見失いそうになった時や子どもの中での諍いとか思春期ならではの悩みや有り余ったエネルギーの発散とか本当に多岐にわたってお世話になったなと色々なことを思い出した一年でした。

いったい私はそんな恩師のように子どもたちにとっていい指導者になれているのか・・・疑問ではありますが、毎年私自身も成長しながら関わってゆきたいと思います。

 

さて、贈る言葉ですね。
実はいつも考えていて、毎年考えていますが、難しいですよね・・・

 

今日は贈る言葉を書いていくと言ったブログではなく、何を伝えようかなぁと思ってだらだら書いています。

 

うちのクラブのU15は今3代目でして、だんだんと活動ができるようになってきたな、と言う段階です。ただ、クラブがまだまだで、部活動がメインの子どもたちがメインなのでクラブとしての活動は練習が基本になってしまいます。

来年度はクラブとしての活動を頑張っていくと決めているので、また違った雰囲気や環境があるのではないかな?と思います。

となると、今年度のような子たちとの思い出など活動ってもうないんだろうなぁと思いますし、そもそも出会いって一期一会だし、みな十人十色だから同じ景色ってもうないですよね。

U15に限らず、U12も、社会人選手とかもう全てに言えることですよね!

 

クラブを卒業すると言う観点で言葉を送るとすると、新しい環境でも精一杯頑張ってきてください!と言うのが一番の思いですね。

中学で一区切り、小休止は必要ないと思います。ノンストップで駆け抜けて欲しいです。だから、卒業というタイミングで休憩しちゃいけないんです。もう入学が決まった時点で勝負は始まっています。私も中学3年生の志望校が決まった時からずっと部活動に参加していました。スポーツ推薦だったので一般的な受験とは違いましたが、中学3年でみんなと別れを惜しんだ記憶はありません。。。

楽しいんでいた同級生を横目に、自分は次に向かってしっかりチャレンジするんだ!!と奮い立たせていたのを覚えています。

うーん、難しいですが、次のステップをしっかりと見つめて、自分が選んだ道を精一杯進んで欲しいですね。

中学入学〜の選択肢はまだまだ大人が選ぶものです。子どもが決める、というもののその選択肢を導くのは大人の役目で、高校からはもう自分でしっかり道を見つけて進むわけだからもう自分で戦っていくしかないですよね!

だから私も、もう見守るだけです!
できると信じて陰ながら応援していきます!

 

あと、一つ確実に言えることは、
あなたたち先輩が(代々)いるから後輩たちは育っていくのだよ!ということですね!

どんな先輩でも、先に色々なことを経験してくれる存在があるから、後輩たちは道しるべを見つけて育っていくんですよね。

必ずしも良い先輩ではないかもしれないし、反面教師かもしれない、決して完璧な人はいないですから、多くの選手たちの中で後進は育成されていくということを胸に格好いい先輩であり続けることを目標に、しっかりと後輩たちを背負って、代表として頑張ってくれたら嬉しいですね!

 

いろんなの思いがある中で、
そんなこと考えて残り少しの時間で伝えられることを伝えたいなと思います。