Basketball Diary

バスケコーチのブログです

2020年に向けた思い

こんにちは。

2019年もあと20日でおしまいです。

年末はたくさんの方とお会いして次年度の作戦会議をさせて頂いております。
私が立ち上げたNPO法人も来年はついに3年目、勝負の年かと思います。

 

今日は今年一年間の活動を振り返って、来年の思いや目標をでかでかと掲げていきたいと思います。

 

 

 

 

2019年の振り返り

外部の団体様との歩み

今年を振り返る上で一番大きなポイントが請け負っていた依頼、外部団体様とのセッションです。

引き続きお世話になっております上祖師谷中学校、今年度からお世話になっております田無工業高校、外部コーチとして精力的に活動をさせて頂きました。

 

部活動という指導の現場は、外部コーチからすると少し難しさを感じるお仕事だなと昔は感じていました。
学校教育の中にある組織で、必ずしも勝敗を意識するものでなければ人間の育成にフォーカスされているからです。
おそらく私が教育者としてまだまだなんだな・・・と日々感じていました。

ですが、今年度はそういった反省点はあまりありません。

私をこの一年間コーチングしてくださった先生方からたくさんのことを学ばせて頂いたからです。

100%選手の成長を側で楽しませて頂きました。

 

どうしよう、こうしよう、自分がやらねば!と四苦八苦していた頃とは大きな違いです。もともと勝つことばかり考えていたわけではないですが、自分の引き出しの少なさから狭い視野でのコーチングに至っていたといつもでしたら感じていました。

また、選手の「伸び代を信じること」をかつての恩師から教えてもらった1年でもあります。

 

振り返ると、中学校では今の3年生を伸ばすことができなかった悔いが強く残っています。世の中では、結果が出ないことに対してどうしようもできない諦めのような言い訳が出てくることもしばしば・・・
でも、この1年に関しては自分のコーチ史に印象強く残る後悔の年、そう捉えています。

単純に自分の能力のなさが結果に現れた年です。
もっとできることがあったし、今の自分であればもっといい景色を見せてあげられたと悔やみます。

 

しかし、その悔しさは次の代がしっかりと受け継いでくれていることに胸が一杯です。
これもまた教育シーンの良さなのだと思います。
子どもたちは流れの中で成長をしていて、つい大人が置いていかれてしまう不思議な力の中で成長していますよね。

 

クラブの外で学んだことは、それだけではありません。

スポーツ×教育×ビジネス

これこそが私が子どもたちに教えてあげられることだと確信した1年でもあります。

 

教育をお金に変える教育ビジネスではなく、
ビジネスシーンで活躍するために必要な能力、ノウハウは教育シーンの中でも十分にそのパフォーマンスを発揮するということです。

 

目標管理、プランニング、セルフプロデュース、プロモーション、ビジネスで求められる能力、メソッドを しっかりとスポーツを通じて伝えていくことが大事であると学びました。

 

どこまでその現場にマッチする形で選手たちにデュアル形成のサポートができるかが、私のできる支援だと感じています。

 

クラブチームを育てていくことや、多くの事業を展開していくことは時として部活動の敵になってしまいます。
でも、私は部活動が大好きなのでいつまでも協調路線で共に改革を楽しんでいきたいと思っています。

 

 

クラブチーム

今年はクラブをどんどん大きくするよ!!
と言いながらも全然できませんでした。

どうして谷村が二人いないんだろう?

と感じています。

 

ですが、クラブの選手たちは清く正しく育っています!
色々な経験をさせてあげることはできませんでしたが、選手が非常に成長しているということはもっと外に伝えていかなければいけないことだと感じています。

 

来年はもっと!を目標にできるところまで成長しているので、あとは大人の責任ですよね!

 

代表として目指すクラブの姿はもっと発信して、より多くの協力者やファンを募って戦っていきたいと思います。

 

 

今年はクラブスタッフに多くの負担を掛けながらも外の活動をメインでさせていただきました。
次の年はもっとクラブで私の経験を表現する年です。
スタッフと心を一つにしてとにかくいいクラブを作っていきます。

 

 

2020年の目標

いいクラブを作る

いいクラブって一体なんだろう?
と考えることがまず大切です。

 

バスケクラブですが、バスケを教えることばっか考えないクラブを作りたいです。
これが私の率直な思いです。

そして次が、クラブに所属することをみんなが幸せに思うクラブを作ることです。
強いクラブは当然格好いいし、いいと思います。

強さというのは求めて備わるものではなく、自発的に湧いてくるものだと思います。
いいクラブがしっかりとできていれば自然と強くなるものです。

選手の中で光る「心」があれば、大丈夫です。

 

 

目標としては、

1、小中のカテゴリーで掲げている目標人数を集めること
2、中学生はクラブの大会に出場すること
3、他年代交流をたくさん行うこと

 そして、地元商店街や自治会とたくさんセッションすることです。

 

特に私が2020年に注力するのが、
U15クラブをジュニアユースチームとスクールに分けて活動を行うところです。

 

必ずいいチームを作ってみせます。
なのでたくさんの社会人チームと提携をさせてください。
部活動にお邪魔させてください。
地域の良さを利用させてください。

 

これらは私からのお願いです。

多くの多様性の中で選手を育ませてください。

 

 

環境整備に力をいれます

現在、市区町村規模のU15競技者を支える環境は部活動にしかありません。
世田谷区では私が知る限り、2チームしかクラブチームがありません。
部活動以外にもっと積極的な環境で競技に没頭したい選手がいてもできない状況があります。

 

U15クラブチームの立ち上げを支援する活動を始めます。

 

具体的にはU15のクラブチームのコミュニティーを作ろうと思っています。

 

連盟や協会、委員会などといった組織は、その競技を支える上でとても大切です。
某協会のようなハラスメントが横行している組織(メディアで上がっている)とは全く対局で、私らしい組織を作りたいと思っています。

 

誰でも参加することができ、特段ルールなども必要ないような組織を作りたいですね。
共通認識は、バスケを愛している!みたいな組織を作りたいです。

U15のクラブチームがもっとたくさんできて、いつか部活動と合同の大会なんかもできるとそれはもう素晴らしい競技環境だと思います。

地元の高校にたくさんご協力いただきたいと作戦を練っています。

 

 

最後に

ここまで色々な活動に参加してきましたが、いつしか目の前のことばかりで、大きな夢を見失いそうになっていましたが、私が地域で活動し始めた初心、バスケを通じて本気で世の中を変えよう!と強い希望がありました。
今でも強く思っています。

 

子どもの成長シーン、地域コミュニティ、教育、スポーツ文化、
ただバスケが好きでバスケを教えているわけではないということを忘れそうになっていました。

 

バスケが好きでバスケで食えてるなんて幸せだね〜

 

違うんですよね。
確かに好きでやっていますが、本当に達成したいことは次世代を担う子どもたちにバスケを通じて何を伝えられるか、そしてその子どもたちがどのように世の中を変えていくかが大切です。

 

バスケの指導者がそれだけで食える環境がありますか?

バスケ界が何か日本社会に大きな影響を与えましたか?

 

まだまだ誰も成し遂げていません。
誰かだけでできることではありません。

来年も、再来年も同じことをいってガンガン推し進めていきます。

 

谷村は来年、もっと活躍しますので応援お願いします。
そしてPENGUINS BASKETBALL CLUBの応援もよろしくお願いします。

 

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ペンギンズのプロジェクトを発足しています。
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murentanimura.wixsite.com


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