Basketball Diary

バスケコーチのブログです

「常に1つ上のステップを目指し続けること」

こんにちは

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「練習を教える」というコーチングに留まっている人はいませんか?

練習は計画を立てて、試合を通じて振り返り、次の練習につなげてゆくー
といったサイクルを完璧に行なっている方がほとんどだと思いますし、
それぞれが信念を持って取り組んでいるところはリスペクトします。

 

「練習を教える」ことももちろん大事です。
練習の中で意識することや身に付けたい技術をブレずに指導してgoodコーチングだと思います。

 

でも、練習の中でもっと大切なことってありますよね。

 

 

 

練習は生き物である

同じ練習内容を行なっていても、同じ練習なんてものは存在しません。
練習はその日、その状況、選手の様子、環境、様々な要因で変化しています。
同じメンバーでやっているからといって同じ練習が繰り返されている、そんな印象を持ってはいけません。

1回目に行う練習で受ける選手の印象は新鮮なものがあります。
できないことに取り組むところには集中力が発揮されたり、反復して行うとき以上に「新しい」ものであるはずです。

逆に反復して行う時には選手は「マンネリ化」していたり、質そのものが下がっていたりします。

 

同じシチュエーションが2度と来ないと考えると、コーチはもっと目を光らせて選手側の立場に立ってコーチングをすることができるのではないかなと思います。

 

 

Q「練習をだらだらやってはいけないの?」

いけません。さぁ、選手を叱りつけましょう!!!!

というのは間違いです。
私も前までは気を引き締めなさい!集中しなさい!!!
と一喝、トップダウンによくありがちな景色でした。

 

選手がだらだらするのは集中していない、夢中になっていないから、もしくはのんびりと行動してOKだと思っているからです。
動機付けとティーチングを行なっていないのが原因です。

 

確かにだらだらと行動するのはよくないですし、バスケットは切り替えのスポーツなので場面場面での切り替えを行う習慣が命です。

 

でも、このシチュエーションはコーチに落ち度があるというのがほとんどです。

 

 

 

言葉を届ける

私が普段から一番大切にしていることです。

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「練習を行う」ことを達成してゆく中で忘れてはいけない、
練習の1コマを演出することです。

 

練習を分解→発展へと導く工程で、自分のイメージと少し離れてしまう時ってありますよね?実戦形式になった途端動きが悪くなる選手、形にこだわり過ぎてしまったり、本来の目的(ティーチングポイント)からそれてしまう選手など・・・

そのベストタイミングをはかり、修正の機会を伺います。

 

さぁここだ!!!
というタイミングで、フリーズコーチンをします。

そして届ける言葉は、マジックワーズ。
選手の心を育む言葉。

 

最近私が色々なカテゴリーの選手に話していることは、
「常に1つ上のステップを目指し続けること」
上手な選手ほど、自分が活躍できる範囲を上手に生かすことができ、なかなか新しいチャレンジをしない時があります。

1つひとつの技術の精度、目の前の勝負、全てに共通することです。

 

レイアップができるようになったら、次はバックボードタッチを目指す、次はリングーなどとそのひとつの技術に対しても常に追求を忘れさせないことです。

スライドステップ、姿勢についてもさらに強く、さらに速く、と向上心を忘れさせないことが選手の成長を加速させます。

 

私が中学生の頃にコーチから常に言われ続けた言葉は、
「限界は越えるためにあるものだ」

限界を超えるために毎日取り組んでいましたが、そういう選手にはそもそも限界なんてないんですよね。
いまだに限界に出会えたことはありません。
だって、限界って自分で決めなければ出会えないものですから。

 

フリーズコーチングは1分30秒以内にしましょう。
選手の足を止める瞬間は長くてはいけません。
集中力を切らさない、体を止めないことを考えると90秒というのは納得できます。

その90秒で技術を教えることができるのであろうか?
私にはできません。

 

だから、その時間をどう使うのか、どんな声をかけることができるのかが練習の中で一番重要なことだと思います。

 

今日はコーチングの観点から、でも選手にとってすごく大事なことを書きました。
私がいつも考えていることを少しだけ・・・。