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バスケコーチのブログです

夏バテ!? 熱中症、暑さに対して『タンパク質が人類を救う』

こんにちは

 

 

まだ5月だというのに
ありえないほどの暑さが日本を襲っていますね。

 

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早くも夏バテ・・・なんて人も多いのではないかと思います。

暑さに対して人の体はどのような反応をしているか、
また、暑さへの対策はどのようにすればいいのか
そんなところにも触れていきたいと思います。

 

 

 

 

まず、
熱中症が一体どんな状態なのかについてです。

 

熱中症を引き起こす要因は、
「環境」
「からだ」
「行動」
と言われています。

 

人間の体は、本来ならば体が熱を帯びた時に、その熱が外に出るようにできています。
発汗は、体の表面に水分を出して、それが乾く際の気化熱で温度を下げるといった原理で働いていますよね。

 

また、皮膚でも温度調節ってしているんです。
皮膚の温度を上昇させることで、体の中の熱を逃しているわけですよね!

 

だから、日焼けをすると(直後)うまく体温調節ができなくなるわけなんです。

 

そんな感じの体の機能で上昇した体温を下げていくわけです。

 

 

では、なぜ熱中症になってしまうのか、という原因ですよね。

 


簡単にいうと、
先ほどの3つの要因が崩れる時、
つまり3つのバランスが崩れる時に熱中症を引き起こすのです。

 

 

 

バランスが崩れてしまう原因は、

「環境」
気温が高い
日差しが強い
風がない
湿度が高い
急激な気温、温度上昇

よく聞く、気象の部分が大きいですよね。


「からだ」
脱水状態
二日酔い
栄養不足
※乳幼児

体の状態がポイントになってくるわけです。
二日酔い状態というのは体の機能が非常に悪い(低い)状態ですし、脱水を気づかずに引き起こしていることもあります。
二日酔い時の嘔吐症状は、完全に脱水状態によるものです。
お酒を飲んでいる状態の嘔吐と二日酔いの嘔吐は全く違いますよね。

また、乳幼児はそもそも体温調節機能が弱いですから、
慎重な体調管理が必要です。

 

 

「行動」
激しい運動
長時間の屋外作業
水分補給ができない状況など


激しい運動や屋外(直射日光下)作業などはどう考えても体温の上昇に繋がりますよね。

 

 

 

行動面の熱中症リスクを考える上での環境面の指数、指標で
WBGTという暑さ指数というのが存在します。

 

WBGTは、気温とは異なるもので、
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指数で、湿度日射輻射気温の3つを取り入れた指数になっています。

 

 

 

暑さ指数=1(気温):7(湿度):2(輻射熱)
これに加えて、風も考慮されます。

 

 

 

熱中症については、
こちらのページをご覧ください!
全国のWBGT指数を見ることができます。

www.wbgt.env.go.jp

 

 

熱中症に対するポイントはお分りいただけたかと思いますし、
対策としては、要因を取り除いていくということで間違い無いと思います。

 

 

特に例年の傾向と今年の様子は違います!
気温の上昇が著しい分、具体的な暑さ対策が必要です!!!!


暑さ対策と並行して夏場のような体調管理を求められますよね。

例年ならこの時期は隠れ熱中症、隠れ夏バテ、など
雨季の湿度の上昇により、体水分が減少して体調を崩してしまうことがありましたが、
今年はもう隠れてなんていません。

 

ガンガン来ています。

 

 

子どもが熱中症を引き起こす傾向として、
私の感覚では、小学生よりも中学生の方が多いし、
原因は栄養不足(水分不足)睡眠不足ですね!

 

 

これは、夜更かしからの朝飯スキップ、によるものです。

 

 

この二つが揃った子に運動をさせたら確実に引き起こします。
体調管理をする習慣をまず教えてあげないといけないですよね!

 

 

 

 

では、夏バテってなに!?というとこ、これは熱中症リスクにも絡んでくるお話なのでここで紹介します。

ちなみに私は生まれてこのかた、夏バテになったことがありません。

 

 

 

夏バテとは、
体温調節機能を失って体に溜まった熱を外に排出できなくなる状態で、発熱胃腸の機能低下によるだるさ倦怠感などの症状が出ます。

必要以上にエネルギーを高温多湿な環境で使ってしまって体にエネルギーが無い状態が引き起こします。

 

自律神経の不調腸の働きの悪化を引き起こします。

 

 

夏バテは、熱中症と違って
環境も影響しますが、ポイントは必要以上にエネルギーを消費した状態にあるので、
ここで大切なことは栄養を正しく摂取することです。

 

 

 

夏の暑さ、環境栄養不足重なった状態夏バテを引き起こす原因と言えるでしょう。

 

 

 

胃腸の状態をしっかりと考慮した栄養満点の食生活と、
夏の環境下で不足しがちな栄養素をしっかりと摂ることが夏バテ解消の秘訣です!!

 

 

まず、食事が進まないという状態は夏バテの兆候があります。
その食欲不振がどこから来ているのか、確認をしてみましょう。

 

 

 

Q、水分をしっかり摂取しているか?

当然ですが、脱水状態は胃腸機能、免疫機能ともに低下しますので食事なんて摂れません。
日々の生活環境で水分は足りているかな?というところを確認してみましょう。

ジュースばかりなど糖類の多い飲み物はもちろん水分ですが、体にその水分が吸収されているのかな?アルコール類をたくさん摂取していないかな?

確認が必要です。

 

 

Q、食事は3食バランスよく食べているかな?

私は口うるさく3色食べることの重要性をいつも喋っています。
朝に活動するために必要な栄養素を摂れているか、子どもであれば成長に必要な栄養素を摂取できているかどうか、非常に大切です。

 

 

日本人は食生活の中で、
タンパク質が不足しがち、というデータもあります。

 

炭水化物を中心とした食事が多い中で、タンパク質をしっかり摂取していくことは意識が必要です。

 

 

夏バテ対策には、タンパク質が重要です!!!
体を作る重要な栄養素で、体の中のエネルギーが足りない状態では、筋肉が積極的にエネルギーとして分解、消費されます。

足りなくなったものはしっかりと食べて補わなければいけません。

 

タンパク質が多く含まれる食品は、
牛乳があげられますよね。

 

 

夏バテ予防、夏バテになってしまった時に重要な栄養素が、ビタミン!!!!
疲労回復だるさを取り除く成分はビタミンB1です。

 

ビタミンB1大豆ごま豚肉ほうれん草などに含まれていて、
豚の冷しゃぶごまドレッシンなんて食べまくっていただければもうバッチリです!

 


また、免疫の向上、風邪予防にビタミンCも大切にしたいですね!

 

 

 

今年の夏ももしかしたら昨年同様、それ以上の猛暑!?なんて予想もあります。
はたまた、猛暑の後は冷夏!なんて話もあります。

 

 

暑さを考えて生活習慣を意識してみることは
いい契機でもありますし、結果的にいい方向、健康な生活習慣や良い習慣に結びついてくると思うんです。

 

 

結局、タンパク質人類救うってことですね〜〜〜

 

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